“Diva”、イタリア語で「女神」。
「プリマドンナ」と訳されたりもします。もちろんすべてのお客様に対して、私たちのDIVAになって頂きたいと思い
この店名にしましたが、すこしこの映画についてお話しさせて頂きます。
この映画に登場するのは、録音されることを拒み続け、若くして伝説的な
存在になっている歌手、
シンシア・ホーキンス(ウィルヘルメニア・フェルナンデス)。彼女の歌を聴くには、世界各国で開かれる彼女の
リサイタルに出掛けていくしかありません。パリの郵便配達ジュール(フレデリック・アンドレイ)は彼女に憧れ、
フランス国内はもちろんドイツでの公演にもモビレッタ(原付バイク)で出掛けていくほどの、熱心な彼女のファンです。
彼が住んでいるのはスクラップ・カーがオブジェとして飾られた異空間の様な廃車置場のロフト。
美前の住人が壁や床に描いたポップアートに囲まれて高級オ
ーディオ機器でクラシック音楽を聴くという、
いかにもパリっぽいイメージの、アートに満ちた暮らしです。 音楽を熱烈に愛する郵便配達夫の青年ジュールは
神秘的な歌声を持つディーバ=女神と出会い、彼女の歌“アリア”を盗み録りする。
彼女は自分の歌を録音されることを拒み
リサイタルに来てくれる聴衆のためだけに歌います。彼女の歌は、その場所、その時にしか消費できない「サービス」の性格を
持っているわけです。ですが、彼女の歌を録音してCDにしてしまえば、どこでも、いつでも彼女の歌声を楽しむことが
できるようになります。 私は、自らの芸術を追及するアーティストとしての彼女の姿勢は、本当の意味での
おもてなしだと思い、この映画に対してとても感動いたしました。 “DIVA”とは、お客様に対してという意味と
私たち自身がDIVAというアーティストになるという二つの意味をもたせて、この店名にいたしました。
そしてお客様と共に成長したいという意味で羽根を二枚つけロゴにしました。
DIVA hairのコンセプトは
“心が豊かになるデザインの提供とおもてなしで、ゲストに笑顔と幸福感をもたらし、
地域を活 性化し明るく元気にすることです”。
シンシアは、言います。「音楽とは流れ来て過ぎ去っていくもの。
歌手にも聴衆にも唯一の、一度限りの時間です。それを手元に置こうとしてはなりません。」
私たちの美は、決してコピーする事は出来ません。私は一瞬一瞬で変化し、留めておく事の出来ないデザインが
この仕事の面白さであり醍醐味だと思っています。
“さぁ 一緒にデザインを楽しみましょう!”
DIVA-hair 黒崎一也
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